シングルマザーが契約社員として働く場合のメリットとデメリット
契約社員は、企業などと有期の期間での雇用契約を結んで、職務に従事する常勤労働者のことをいう直接雇用の非正規雇用の一種です。
シングルマザーのなかにも、契約社員として働いている方がたくさんいます。ここではシングルマザーが契約社員として働く場合のメリットとデメリットについてまとめてみました。
(1)契約社員のメリット
契約社員の一番のメリットは、パートやアルバイトなどより給料が高いという点にあるでしょう。
契約社員は正規の社員ではありませんが、正社員と同じくらいの給料がもらえることは、シングルマザーにとって大きな魅力ですよね。
また、正社員同様に責任ある仕事も任されることがあるので、やりがいが感じられます。
仕事ぶりが認められ会社の事情とも合えば、契約社員から正社員になれるチャンスもあります。契約社員から正社員になれたというシングルマザーもたくさんいます。
(2)契約社員のデメリット
メリットがあればデメリットもあります。続いて契約社員のデメリットです。
契約社員のデメリットは、半年や1年などの期間の定めのある雇用契約で働く期間が限定されてしまっていることにあるでしょう。正社員が期間の定めの無い雇用契約であるのに対し、契約社員は働く期間が決まってしまっています。
1年契約して、翌年も契約更新してくれればいいのですが、どうなるかは分かりません。
「次回は、契約更新しない。」
と、会社側から言われてしまえばそれまでです。新たに働ける会社を探さなくてはなりません。そうなるとシングルマザーには大きな負担となってしまいます。
また、契約社員は給料はよくても交通費が支給されなかったり、ボーナスがもらえないということも珍しくありません。正社員と同じレベルの仕事をしているのにという不公平感は否めないですね。
このように、契約社員にはメリットとデメリットがあります。
シングルマザーが契約社員として働く場合は、メリットとデメリットと自分のライフスタイルを考えて、会社との契約内容も確認するようにしましょう。